はじめての人への「橘ありす」(名前編)
今回は僕の担当アイドルである「橘ありす」について書きたいと思います。
まず始めにみなさん橘ありすについてどのようなイメージをお持ちですか?
おそらくストーリーなどを詳しく見ていない人やアイドルマスターシンデレラガールズに触れたばっかりだという人には「クール・タチバナ」や「論破」とかいうイメージが強いのではないでしょうか。もしかしたら「生意気だ」という風に考えてる人もいるかもしれませんね。
今回ブログを始めてありすについて書こうとしたのはそういったイメージを払拭したいと思ったからです。
ありすについて知ってるという人も全くもって知らないという人もこの記事を見て何かを感じていただければ幸いです。
長くなってしまうので基本的な情報は公式のホームページやウィキペディアを見てもらうとして、今回は項目を1つに絞って紹介したいと思います。
今回紹介したいと思っているのは彼女の名前…そう「ありす」です。
数多くのアイドルがいる346プロ。海外出身のアイドルも多い中、ありすは日本人にしては珍しい名前です。
ありすという名前からは「不思議の国のアリス」などから可愛らしいイメージがあると思います。しかし彼女は自分の名前を嫌っています。
これはプロデューサーが街中で見つけたありすをスカウトする場面ですが、その際にありすは自分の名前が子供っぽいから嫌いだと話しています。確かにありすは大人っぽい名前だとは言えません。どちらかといえば子供だとか可愛いとかそのようなイメージを持つと思います。ありすはその珍しい名前から大人達から実際の言動に関わらず過剰な子ども扱いをされる事もあったのか、自分の名前にコンプレックスを抱いています。同学年の子どもにからかわれることもあったかもしれませんね。
ありすが自分の名前が嫌いなのは「子どもっぽいから」だけではありません。基本的にはありすは表情が堅く、ヴィジュアルレッスンも苦手としています。トレーナーからも指摘を受けておりプロデューサーに相談をする場面がありますが、そこでありすは自身があまり笑わなくなったキッカケについて話してくれます。
普段から自分の名前に対して不満を持っていたありすからすると「どうしてこんなに子どもっぽい名前をつけたんだろう?」と思うのは当然のことです。その疑問を母親にぶつけた際に「かわいいでしょう」と返される…具体的な理由を求めるありすにとってこの答えは十分なものではなく、愛玩人形としか思われていないと考えるようになってしまったのです。親ですら本当のわたしを見てくれていない…ということになります。
結果的にありすは名前のイメージだけで判断され、周りの子どもや教師…大人だけではなく親でまでわたし自身のことをちゃんと見てはくれていない、理解してくれないという風に考えることになります。『in fact』の『本当のわたしを誰も知らない』という歌詞にもそれが現れていますね。
自分の名前だけで可愛らしいとか思われたくない・子ども扱いをさせるのは嫌だという思いから大人っぽくクールに振る舞うようになっているのです。いつもタブレットを使って多くの知識を身につけようとしたり、仕事の前には台本を細かくチェックや予習をしていたりするのはそのような理由からです。
今回はここまでにしたいと思います。次は機会があれば彼女のソロ曲である『in fact』について少し触れたいと思います。
ここまで読んでくださった皆さん。汚い文章で申し訳ございませんでした、そしてありがとうございます。またの機会がありましたらよろしくお願いします。